木のカトラリーができるまで1.木の種類2012年から、ヒノキは宮崎県産を使っております。 楓・欅は国産です。
2.彫りの作業
3.漆の種類漆は1本の木から200g足らずしか取れない貴重な天然の塗料です。漆は高めの湿度と一定の温度の中で乾燥が進みます。そのため漆を固めるためには湿度・温度を保つための専用の場所が必要となります。 当工房では、最初に木に漆を染み込ませる作業(木地固め)では中国産生漆を使い、それ以外の工程(拭き漆や塗り)では国産漆(丹波漆・浄法寺漆)を使用しています。丹波漆は年に数kgしか生産されていない非常に貴重な漆です。
4.顔料
5.漆の作業漆の"乾燥"は、一般的なイメージとは違い、一定の温度と湿度が必要です。湿度が低すぎると乾きません。そこで、漆が乾きやすいように、小さな乾燥室を設け、温度・湿度をコントロールしています。 一方、梅雨〜真夏時は、温度・湿度が上がりすぎるため、乾燥スピードのコントロールが難しく悩ましい時期でもあります。
木地固めの後、様々な技法で仕上げます
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